休眠会社の均等割額は免除される?

事業再生のプロセスで新会社方式を活用して、事業を新会社へ移管し旧会社を休眠会社にすることがあります。また最近は、商売を廃業するということで会社を休眠にすることも多いようです。

その際に、休眠会社は地方税である均等割額を支払わなくても良いか?という話がよくあがります。

実は、休眠会社の均等割は支払わないで良い場合があります。本当に休眠状態になっているかという部分が問題の一つです。当然に商売は行っていないとなりますが、商売を廃業したのか、たまたま不景気で仕事が無いのかは大きな違いです。また、営業自体はやめていても不動産などを所有していると固定資産税の支払いが生じますし、将来この不動産を活用して商売を始めるのではないかという憶測も生じます。完全に動きが無いという休眠状態が重要です。

休眠の手続ですが、まず、県税事務所と市役所に休業届を提出します。そして、均等割を支払わない旨を県税事務所、市役所に相談するということになると思います。都道府県や市町村により若干取り扱いが違うようですが、何も資産がなく、負債もないような状態での休眠の場合には相談の価値ありだと思います。資本金1千万円以下の会社だと年間7万円の均等割が免除されるかもしれません。


タグ:

この記事は参考になりましたか?

1 Star2 Stars3 Stars4 Stars5 Stars (4 投票, 平均値/最大値: 3.75 / 5)
Loading ... Loading ...

公認会計士 舟生 俊博

略歴: フューチャースケープアカウンティングファーム 代表 公認会計士・税理士 平成5年公認会計士2次試験合格。平成9年公認会計士登録。 東京理科大学・工学部卒業後、監査法人勤務後、平成12年1月横浜にて独立開業。ベンチャー支援、創業支援を行うなかで数百社の事業計画作成にかかわる。投資家とベンチャー企業とのマッチング等を行うイベントを主催するとともに横浜市の各種委員としてベンチャー支援を行う。また東証1部上場企業の監査役就任など、企業経営に参画する形での企業の成長支援を行う。平成20年、事務所を東京都港区に移転しフューチャースケープアカウンティングファーム設立に参画、共同代表に就任。 ◆会計力で未来を描く FSAF Futurescape Accounting Firm 会計・税務・財務アドバイザリーサービス 税理士法人フューチャースケープ 公認会計士事務所フューチャースケープ 株式会社フューチャースケープパートナーズ 〒108-0074 東京都港区高輪4-9-18 TEL03-5423-0668 FAX03-5475-3546 http://www.futurescape.co.jp