利益は どこで作られるの??

損益計算書は、企業活動の成果を表すために、

売上から経費を差引計算して、差額概念としての利益を計算しています。損益計算書は利益の差引計算の過程を5段階にわけて途中で5つの利益を計算しています。これにより、最終的な企業活動の成果だけでなく、どの段階で利益を出す活動を行っているのかということがわかります。5つの利益が次の区分で計算されます。


  1. 売上総利益(粗利)=売上-売上原価
  2. 営業利益=売上総利益-販売費及び一般管理費
  3. 経常利益=営業利益+営業外収益-営業外費用
  4. 税引前当期利益=経常利益+特別利益-特別損失
  5. 税引後当期利益=税引前当期利益-法人税等


まず、売上総利益では、売上から商品の仕入にかかった費用等の商品の元の金額である売上原価を差引いて計算します。これは商品自体の付加価値を表しています。次に、従業員の給与や家賃、販売のために係る各種の費用、これらを管理する各種事務経費である販売費及び一般管理費を差引くことにより、本業の成果を表す営業利益を計算します。そして、金融取引である受取利息や支払利息をプラスマイナスし、本業とは関係のない収入・費用をプラスマイナスすることで、事業を継続しつづけるうえで、経常的にどれだけ利益がでるかという経常利益を差引計算します。そして、毎期、経常的には発生しない、特別な取引や異常な取引をプラスマイナスすて、税引前利益を計算し、最後に法人税等を差引いて税引後利益を差引計算します。損益計算書では5つの利益により、全体での事業成果をみるだけではなく、どの活動で成果がでているのか、またはどの活動で成果がでていないのかを把握するために活用されます。


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公認会計士 舟生 俊博

略歴: フューチャースケープアカウンティングファーム 代表 公認会計士・税理士 平成5年公認会計士2次試験合格。平成9年公認会計士登録。 東京理科大学・工学部卒業後、監査法人勤務後、平成12年1月横浜にて独立開業。ベンチャー支援、創業支援を行うなかで数百社の事業計画作成にかかわる。投資家とベンチャー企業とのマッチング等を行うイベントを主催するとともに横浜市の各種委員としてベンチャー支援を行う。また東証1部上場企業の監査役就任など、企業経営に参画する形での企業の成長支援を行う。平成20年、事務所を東京都港区に移転しフューチャースケープアカウンティングファーム設立に参画、共同代表に就任。 ◆会計力で未来を描く FSAF Futurescape Accounting Firm 会計・税務・財務アドバイザリーサービス 税理士法人フューチャースケープ 公認会計士事務所フューチャースケープ 株式会社フューチャースケープパートナーズ 〒108-0074 東京都港区高輪4-9-18 TEL03-5423-0668 FAX03-5475-3546 http://www.futurescape.co.jp